メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実

ドラマ

HBOの刑事ドラマと言えば「トゥルー・ディテクティブ」がまず頭に浮かびます。
マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンが主演のドラマです。
緊迫クライムサスペンスでドキドキしながら観ていました。
今回の「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」は
ケイト・ウィンスレット史上最高の演技との事で前評判もかなりいい。
期待して見始めました。
**ネタバレがあります。

ケイト・ウィンスレット演じるメア・シーアンは田舎町の刑事だ。
朝、ベティ・キャロルから電話で起こされる。
孫が不審者を外で見たからちょっと来てよという電話。メアはとりあえず
様子を見に行く。老夫婦が住んでいる家だ。
玄関に防犯カメラを設置したばかりだが使い方がわからないので
映ってないとベティは言う。旦那がやってくれない等あとは世間話だ。
自分は麻薬とか殺人とかを担当してるから今度は警察署に電話してくれとメアは言う。
さてこの導入部。これが私は気になった。ちゃんと何処かで話を回収してくれるのかな。
エピソードの前半はサスペンス物というよりヒューマンドラマな感じだ。
メアも家族の事等、いろいろ抱えている問題がある。

イーストタウンは小さな田舎町なので全員が知り合いと言ってもいい。
別れたメアの旦那が再婚して隣の家に住むとかまぁ狭い世界で事件は起こる。
シングルマザーの殺人事件だ。そして女性の連続行方不明事件も発生。
メアはガイ・ピアース演じる作家とちょっと付き合ったりする。
ガイ・ピアース渋いです。枯れ方が渋くて素敵ですよ。
メアは普段はボサボサ気味のひっつめ髪でノーメーク。
アイコス吸ってます。ほぼおっさん刑事。
でも軽いデートの時にちょっと化粧するのだけどやっぱり元がいいからすぐに綺麗になります。
やっぱりタイタニックのローズです。でもケイト・ウィンスレットはそれが嫌で
派手な映画には出なくなったのよね。

さてメアの新しい相棒はエヴァン・ピーターズ演じるコリン・ゼイベル刑事。
コリン刑事もメアに好意を抱くが殉死する。クイックシルバーならそんな弾よけられた筈だ!

エピソードは全7話なのであっという間に見終わりました。
最後のエピソードは非常にシビレました。私が気になってた導入部分もしっかり
回収していただきそう来るのか!と感心しました。もうラストの真犯人が解った時の
メアの表情と声に鳥肌立ちました。私も思わず「えぇっ!」と声を出してしまいました。

脚本が良く練られててうまく出来ているので飽きないで最後まで見られます。
最近では断トツのおすすめ作品です。
↓YouTube の予告編をどうぞ

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