デューン 砂の惑星 PART2

映画

2024年3月公開
2021年10月にPt1を観てから約2年半経ちましたが待望のPt2をTohoシネマズのプレミアムシアターで
観て来ました。

まず何と言ってもサウンドが凄かったですね。背中からも押される様な突き上げる様な音響が
素晴らしかったです。
特にサンドワームが現れる時の臨場感ハンパなくて最高の没入感が体験出来ました。
内容も素晴らしかったですね。最近観た中ではぶっちぎりNo.1です。

Pt1には出ていない何人かの重要な登場人物が誰になるのかを非常に楽しみにしていましたが
概ね満足でした
①フェイド・ラウサ(ラッバーンの弟)
ハルコネン男爵の甥ですが1984年のデヴィッド・リンチ版ではスティングが演じていましたが
今回はオースティン・バトラーでした。この狂気の役を見事に演じておりポール役の
ティモシー・シャラメとの対比が冴えていました。素顔はティモシー・シャラメに負けない
イケメンですが「エルヴィス」より相当印象に残りました。
➁シャッダム4世(パディシャー皇帝シャッダム・コリノ 4 世)
ベテラン俳優のクリストファー・ウォーケンが相変わらずの存在感。
③イルーラン姫(シャッダム4世の娘)
フローレンス・ピュー
「ストーリー・オブ・マイライフ」でティモシー・シャラメと共演しています。
今、勢いのある女優の一人です。私的には「ブラック・ウィドウ」ですが。
④アリア・アトレイデス(ポールの妹)
アニャ・テイラー=ジョイ
私はこれが一番びっくりしました。映画ではまだアリアは胎児なのですが未来の姿が一瞬、
映し出されるシーンがあってそれがアニャ・テイラー=ジョイなんですよ。
Netflixで配信されていたドラマ「クイーンズ・ギャンビット」が私は好きで個性的な
ルックスのアニャ・テイラー=ジョイに惹かれましたね。
この一瞬のシーンでヴィルヌーヴ監督は次作もやる気満々だなと確信しました。
映画ではまだ生まれてませんが原作では最強な子供としてハルコンネン男爵の息の根を止めたのも
アリアです。そこはデイヴィッド・リンチ監督版では面白く描かれてましたね。


さてPt2です
父であるレト公爵を殺され砂漠の民フレーメンの救世主となったポールは父の仇の
ハルコネン男爵、甥のラッバーンの息の根を止めます。そして
元凶のシャッダム4世に決闘を申し込み代理のフェイド・ラウサと戦い勝利します。
シャッダム4世の娘のイルーラン姫との政略結婚を決めるが大領家は皇位継承を認めない。
大領家連合との新たな戦いにポールは向かうがチャニは納得せず離反してしまう。
映画はここで終わっています。
原作ではポールとイルーラン姫との政略結婚についてチャニは若干の動揺はあれど
それが必要なら仕方ないと理解を示しています。
この辺りヴィルヌーヴ監督の主張がありチャニだけでなく女性を強く描いています。
「砂の惑星 Pt2」ではかなりチャニの存在が大きくジェシカも強い教母として君臨しています。

「デューン 砂の惑星」の次は「デューン砂漠の救世主」となります。
ポールが皇帝の座について12年が経ちます。妹のアリアはポール、チャニ、イルーラン姫と並んで
物語の中心となる人物です。アニャ・テイラー=ジョイが活躍するんでしょうね。
ベネ・ゲセリットのメンバーであるフェンリングがフェイド・ラウサの子供を宿していましたが
フェイド・ラウサの娘も次作に登場するのかな。
あ、モモアが復活するんですね。複製的なダンカンですが嬉しいですね。
チャニはポールの子供(双子)を出産して死にますがその辺りは監督どうするのかな。そこまでは
描かれないのかな。まだ次作の公式決定は出ていませんがPt1の倍以上に大ヒットしたので
製作は間違いないでしょう。楽しみです。

全く関係ありませんが「ゼルダの伝説」の実写版の主役にティモシー・シャラメというネットの
予想がある様で私も時々画面のポールがリンクだったら・・と妄想しましたが全くありですね。
ゼルダ姫がアニャ・テイラー=ジョイでもいいなぁ~と思ってしまいました。

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