「ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪」 2013年作品
Young Detective Dee Rise of the Sea Dragon
中国版シャーロック・ホームズとも言われるディー判事の天才的な謎解きに
CGアクション,ワイヤーアクションが華麗に絡み展開も早くて楽しめる映画です。
ツイ・ハーク監督のこのシリーズは2010年、2013年、2018年と三部作です。
2013年作のこの「ライズ・オブ・シードラゴン」はディー判事が洛陽に赴任して初めての事件になり
次が2018年作の「闇の四天王と黄金のドラゴン」そして
2010年作「人体発火怪奇事件」となるのでストーリーの流れ的にこちらを観てからの方がいいと思います。
2017年の中国ドラマ「永遠の桃花」に出てたマーク・チャオがディー判事役で主演との事で
見始めましたが予想をはるかに上回って面白かったです。
その他、ウィリアム・フォン、アンジェラ・ベイビー、ケニー・リンといった中国ドラマの
常連俳優目白押しです。則天武后役をトニー・レオンの奥様のカリーナ・ラウが演じてて雰囲気あります。
飽きさせない演出でラストまでワクワクします。断崖絶壁での凄いアクションシーンにもドキドキ。
シリーズ全作を絶対に観たくなる作品です。
2010年の「人体発火怪奇事件」はディー判事役をアンディ・ラウが相手役をレオン・カーフェイって
すごいそそられましたが我慢して先に2018年版を鑑賞しました。
さてこのディー判事シリーズの原作者は中国人ではなくロバート・ファン・ヒューリックという
オランダ人です。在日オランダ大使館から中国大使館に渡った時に中国人の奥様と知り合い
日本に再来日した2年後の1967年、肺癌で死亡しております。東洋学者でもあり15か国語を操る
語学の天才でもあったそうです。東洋に魅せられて東洋に浪漫を感じてたのでしょうね。
ディー判事シリーズまだ観ていない方はぜひご覧になってみて下さい。
↓ YouTube 予告編
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