「ドクター・ストレンジ」MCU第14作品目

映画

「ドクター・ストレンジ」は2016年公開。MCU第14作品目となります。

天才神経外科医だったスティーヴン・ストレンジは交通事故により両手に麻痺が残ってしまい
あらゆる治療を試みるがうまくいきません。ネパールのカトマンズで修行すれば治るかもしれないと
情報を得て最後の望みをかけます。
そこでストレンジはエンシェント・ワンに出会います。
エンシェント・ワンはソーサラー・スプリームという称号を持つ最強魔術師です。
ストレンジは修行を重ね魔術師になっていくのですがその過程で地球を救う戦いへと
巻き込まれスーパーヒーローになっていきます。
カマー・タージで修行中、スリング・リングを使っての多元宇宙で移動が出来る赤い輪が
なかなか出来なくてストレンジはエンシェント・ワンにエベレストに置き去りにされます。
やっと出来てカマー・タージに戻った後、ストレンジは髭をそり髪も整え着替えてシュッとして
歩き始める所がそれまでのボサボサストレンジから抜け出してカッコいい。

ウォン(カマー・タージの書庫を管理している魔術師)から我々は香港、ニューヨーク、ロンドンの三ヶ所のサンクタムで結界を張り地球を暗黒の世界から守っているんだと説明されると
「私は手を直しに来たんだ、魔術大戦に加わる為に来たんじゃない」
と最初は拒否していたストレンジですがサンクタムでカエシリウス(闇魔術集団ゼロッツのリーダー)と
戦いになり急激に巻き込まれていきます。
カエシリウスも元々は魔術師仲間だったのですが家族を亡くした後に暗黒次元こそ永遠の命を約束された
理想郷だと思っています。彼は地球を暗黒次元に引きずり込もうとしていますがそれは暗黒次元の王であるドルマムゥの目的です。
戦いの中、エンシェント・ワンはやむを得ず暗黒次元の力を得ていた、とストレンジに話をして死んでしまいます。

カエシリウスは香港のサンクタムに現れ、香港は破壊されてしまいますがストレンジが
時間をループさせることで何度殺されてもよみがえる作戦に出ます。
嫌気が差したドルマムゥはカエシリウスたちを連れて去ります。
ストレンジとウォンは地球を守る決意を固めストレンジはニューヨークのサンクタムを守ることに
なります。
何とラスボスのヴィラン、ドルマムゥもバッチ君(ベネディクト・カンバーバッチ)が演じています。

多次元バトルで建物や空間がねじれる映像は圧巻の迫力ですね。
2010年の映画「インセプション」でも夢の中で都市がねじれてた映像にびっくりしたのを
思い出しました。
「ドクター・ストレンジ」の視覚効果スタッフは「インセプション」に影響されていると公表しているので
さすがクリストファー・ノーラン監督ですね。2020年の「テネット」でも時間の流れが交錯している映像がすごく面白かったですね!
ストレンジの役は最初、ホアキン・フェニックスだったそうですがホアキンに断られて色々候補が
上がりバッチ君に決まったとの事。ホアキンはヴィラン役の方をやりたいんじゃないかな。
ベネディクト・カンバーバッチはどんな役でもこなす俳優ですがどんな役でもぴったりとハマってもう他の俳優じゃ考えられないですね。

2022年には MCU第28作品目として「ドクター・ストレンジ・イン・マルチヴァース・オブ・マッドネス」
が公開予定です。早く観たいです。

↓YouTube 予告編です

 

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