NO TIME TO DIE / ノー・タイム・トゥ・ダイ
このタイトルだからまさかボンドが死ぬとは思わなかったです。
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドは今度が最後、と言っていたのでどんなふうに
終わるのだろうと思っていたらよもやよもやでした。
だってタイトルがNO TIME TO DIEですよ、死ぬ時ではない。ですよ。
そしてボンドに子供がぁ・・います。すごい設定ですね、今回は。最後だからといって
そこまでしなくてもと思いましたが何とも超意外な展開でした。
何だか愛のアクションドラマみたいになってて「007」ぽくないかな。ここが評価の分かれ所ですが
私はもっとクールなクレイグのラスト・ボンドを見たかったです。
ビリー・アイリッシュの主題歌も雰囲気はあるけど暗すぎるし「007」には合っていない感じがしました。
敵役のラミ・マレック演じるサフィンはもっと狂暴かと思ってたら意外にそうでもなくて
調子抜けしました。サフィンが着けてた能面に何かサイコな意味でもあるのかと思っていましたが
基地の調度品とか日本風で座布団とかあって単に日本好き??フレディへのオマージュでしょうか。
ピアース・ブロスナンの後を受けて6代目ジェームズ・ボンドに抜擢された時に
バッシングがひどかったのを覚えていますが「カジノロワイヤル」で見事にそれを
跳ね返しシリーズ最高記録の興業収入となったのはすごいですよね。
それまでのボンドとは違うタフで硬質な感じが良かったです。
2006年の「カジノロワイヤル」ダニエル・クレイグは38歳でしたが
今回2021年「ノー・タイム・トゥ・ダイ」では53歳。15年間も体型やイメージをほぼ変えずに
俳優はそれが仕事かもしれませんが良く頑張ったと思います。お疲れ様でした。
次回は「ナイブズ・アウト2」ですね。そうそう、「ナイブズ・アウト」に出てたアナ・デ・アルマスが
今回「ノー・タイム・トゥ・ダイ」では魅力的な新人CIAエージェントとして登場します。とても可愛い
女優さんです。
次のジェームズ・ボンド役に寄せる期待が膨らみますね。
誰でしょうか・・あんまり知名度がない俳優さんがいいような気がします。
そして今回「ノー・タイム・トゥ・ダイ」では女性のエージェントの007が登場するのですが
「キャプテン・マーベル」のマリア・ランボー役のラシャーナ・リンチでした。
化粧も濃いし役柄のタイプも違うので全然わからなかったです。彼女も活躍著しいです。
↓ YouTube 予告編です
コメント